地理
滋賀県の南東部に位置し、旧甲賀郡の西端に属する。心臓のような形をした市域の南北は、落ち着いた山並みに囲まれており、琵琶湖に注ぐ最大の河川である野洲川が東西に流れ、市域を南北に分断している。そのため、市の中心域が狭窄域となり、周囲から流入する自動車の渋滞が起こりやすい。
市南部を圧する山地は、西部の阿星山(693.1m)から東に向けて美松山(227.3m)、人星山(600.1m)、大納言(550.5m)、風呂山(596.1m)、烏ヶ嶽(485.7m)、鹿が谷(231.3m)、横田山(234m)を経て、最東端の伝芳山に至る。この山並みの南は甲賀市信楽町や栗東市となっている。市北部には、岩根山(405.5m)から西へ龍王山(353.3m)へと至る山系があり、その北部は竜王町や野洲市と接している。これら両山系の間を東から西に流れ、琵琶湖に注ぐのが野洲川で、この野洲川に、両山系からは、大沙川、由良谷川、家棟川、落合川、高田砂川など多くの河川が流れ込んでいる。かつては、市南部の川は、地面よりも位置の高い「天井河川」が多かったが、そのほとんどが、治水のために平地化されている。市内の旧東海道には、天井河川の下を通り抜ける隧道(トンネル)が現在2箇所存在。(由良谷川の下と大沙川の下。)平地化されたときは、トンネルは取り壊される。
隣接自治体とその関係
市域の東部から南部にかけては、合併までともに旧甲賀郡を形成してきた甲賀市が隣接する。湖南市と甲賀市は、「甲賀広域行政組合」(管理者:中嶋武嗣・甲賀市長)において消防や衛生業務を、「公立甲賀病院組合」(管理者:谷畑英吾市長)において病院業務を共同経営している。市域の北には蒲生郡竜王町が存在するが、市内の下田との交流が深く、現在はダイハツ滋賀工場が市町境を越えて立地している。市域の北西には野洲市があるが、市内菩提寺地区の新興住宅地に住む市民は東海道本線野洲駅を利用することが多い。野洲市、竜王町と湖南市は、「野洲・湖南・竜王総合調整協議会」を設け、2市1町に共通する広域課題を調査研究している。また、県立の希望が丘文化公園が、この2市1町にわたって立地する。市域の西で接する栗東市は、歴史的に石部地区とのつながりが深いこともあり、両市で「栗東湖南広域行政協議会」を設置して連携を強めている。
隣接自治体
* 野洲市
* 栗東市
* 甲賀市
* 蒲生郡竜王町